創業コンサルティング

その創業計画大丈夫ですか？

はじめて創業する方とお話をしていると、大きく２つのタイプの方がいらっしゃることに気づきます。

ご相談者様Ａ

やりたい事業は決まっているのですが、とりあえず何から準備をしたらいいのかわかりません。
必要な手続きや資金をいくら用意したらよいかわからず不安です。

行政書士

大丈夫です。
今ご自身の中で決まっていること、今後どのような事業に成長させていきたいかお聞かせください。
また、現在の資金状況や家族構成、一緒に事業をやる仲間など、差支えのない範囲でお話しください。

このようなお客様には、現状と将来の目標を丁寧にヒアリングさせていただき、その目標に向けて着実に進んでいけるように、必要な手続きのみならず、資金計画、創業後の経営課題の洗い出し、対処法などをアドバイスさせていただいております。

ご相談者様Ｂ

創業する事業についてこれまで従業員として経験を積んできました。事業アイデアに自信があるし、資金も貯めました。あとは開業するだけなので、営業許可など手続きの代行をお願いします。

行政書士

それは素晴らしいです！
ただ、これまでの準備状況や事業計画を念のためお伺いできますか？

このようなお客様は、周到な準備を行い、きっちりと計画も立てられていることが多いです。
ただ、初めての創業となると、取り扱う事業（サービス）そのものについては既に実績もありプロと呼べる方々なのですが、経営の部分で事業計画が非現実的な利益率になっていたり、根拠のない売り上げ予想など、ご本人が気付いていない綻（ホコロ）びがあったりします。
これまでには、コンサルをさせていただいたところ、「（創業を）簡単に考えていた。準備不足で、このまま開業したら、すぐ倒産するところだった。」と言って開業時期を1年ずらし、資金・取引先・従業員の確保などの準備期間にあてられたという経営者様もいらっしゃいます。
また、準備万端で、法人設立まで完了し、営業許可をとってほしいと依頼されたものの、許可をとるために必要な定款の目的や資本要件に不足があって、目的変更と増資の株主総会を改めて実施・変更登記申請に至ったという例もあります。不必要に時間と費用がかかってしまった例です。
営業に許認可が必要な業種にあっては、やはり許認可のプロである行政書士にご相談いただき、定款の作成もご依頼いただいた方がベストかと思います。

初めての創業には不安や気づかないリスクがつきものです。
当事務所は、それらを少しでも解消し、事業成功の確度がより高まるよう、お客様の参謀としてアドバイスをさせていただきます。